神奈川県議会2005年2月定例会 次世代育成特別委員会のまとめ

調達優遇制度を新設し中小企業の次世代育成を支援

松 崎:               次世代育成について県は取り組みを強化すべきと考えるが、企業における取り組みを支援する意味から新たな検討を行っていると聞く。その中で、県の調達制度における配慮を行うことも検討の対象ということだが、どういうことか。

県 側:               障害者雇用対策として行っている受注優遇制度などを参考に内容を検討したい。

松 崎:               規模や導入時期は。

県 側:               規模については所管の出納局と福祉部で調整を図る。時期については出納局における調達制度見直しも絡むが新年度のできるだけ早い時期に導入したい。

松 崎:               次世代育成支援の一環として、特に中小規模の企業での取り組みを促進する上で歓迎すべき制度の新設だ。ただ、調達や発注は本来公正で透明な競争が大前提だ。いささかの疑念も生じることのないように手続き等を明確に、客観的で公平なものにするよう要望する。

県 側:               指摘されたそういう点を、制度の検討に当たって配慮する。