2003年7月定例会 青少年総合対策特別委員会

児童虐待は親への指導強化を

松崎:   児童虐待は県の所管で見ても平成10年の4倍に達しているがどのように対応しているのか?

県側:   全市町村に虐待防止ネットワークを整備し、警察、学校、医師、保健師、児童相談員が連携、対策を協議している。

松崎:   一時保護した児童を親へ戻すにあたっての取り組みは?

県側:   児童相談所が親へのメンタルケアを行い、親が虐待してはならないことを充分認識し親子の統合が可能な状態になったら親の元へ戻している。

松崎:   現状を見る限り、親への指導をもっと強化すべきではないか。国も児童虐待防止法の改正でそうした方向を目指している。

県側:   家庭裁判所の役割を含めた法改正の中心も「親への指導」だ。中央児童相談所の「子どもサポートチーム」などの親指導を含め、強化する方向で取り組む。