2003年9月定例会 青少年総合対策特別委員会
IT教育の推進・全員が使いこなせる先生でなければ
松崎: 学習指導要領による学習内容の3割削減に対し、逆に私は、今の時代を生き抜くのに必要な読み書き算数とITの重視を一貫して求めている。県内の小学校でコンピュータを使って指導できる先生はいま、どういう状況か?
県側: 授業でコンピュータを使って指導できる教員は、神奈川県では小学校65%、中学校51%であり、小学校は全国平均なみ、中学校は全国をやや上回っている。
松崎: 全国平均と比べてはいけないと思う。今の時代にそれぞれ半数近い教師が依然としてコンピュータさえ満足で使えないでいて、それでやって行けることがおかしい。「学校のIT化」が叫ばれて久しいのに、先生の水準を向上させる取り組みはどうなっているのか?
県側: 現在、県総合教育センターでは、コンピュータに慣れ親しむことから始まり、操作の仕方、ITを活用した授業実習や教材開発など、教師向けに様々な研修を実施しているところだ。指導のための資料も各学校へ提供しており今後も取り組んでいく。