2004年2月 定例県議会文教常任委員会質問要旨

二学期制について

松崎: 3学期制から2学期制に向かう今の流れに対し、横浜市内の小中学校では、入試選抜資料としての今の2学期の内申について、2学期制になれば3月末にならないと成績が出ず中間で評価する必要があるので、3学期制のほうがよいという意見が出ている。仙台市では既に2学期制を導入したが、「学習の流れが夏休みで途切れる」「評価の期間が長い」「休み中の子どもの学習負担が大きい」「絶対評価の根拠が不明確」などさまざまの課題が表面化している。こういった課題に対する見解は。

県側:   じっくり学習に取り組める、長いスパンで評価できる、学校の活性化につながる、という良い評価もある。それぞれの学校で活性化に取り組み良いものにしてほしい。

松崎:   県のスタンスは2学期制でも3学期制でもどちらでも良いということか。

県側:   地域の実態を踏まえて各々判断してもらえればよい。

松崎:   地域の声を踏まえれば、2学期制を一律に推し進めるべきでない。学校の活性化というより一人一人の子どもの育ちを見るべきだ。