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2018年6月19日 本会議代表質問

(質問要旨)

3 県政の重要課題について

 (6) 横浜市と連携したラグビーワールドカップの盛り上げ

(松崎)   

  オリンピック、サッカーワールドカップと並び、世界3大大会と言われるラグビーワールドカップ2019が、この神奈川・横浜でも開催される。また、県内自治体の幾つかでも公認チームキャンプや事前キャンプを行うこととなっており、今後、さまざまな機会を通じて各国との交流に向けた期待も大いに高まるところである。

  ラグビーワールドカップの開催都市に県として名乗りを挙げているからには、これまでラグビーに関心のなかった人も含めて、広くラグビーの楽しさを伝え、スポーツの振興につなげていくことがラグビーワールドカップのレガシーであり、そのためにも共同開催都市である横浜市と連携して取組を進めることが大切である。

  そこで、県の役割、市の役割をそれぞれが踏まえたうえで、共同開催都市である県と横浜市がしっかり連携して全県的な盛り上がりを作っていくべきと考えるが、所見を伺いたい。

(教育長答弁)       

 最後に、横浜市と連携したラグビーワールドカップ2019の盛り上げについてです。 ラグビー伝統国以外、そしてアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップの成功の鍵は、「大会の盛り上げ」に掛かっています。

  そこで、県は横浜市とともに、大会に向けた機運を高めるため、国際試合の誘致や、パブリックビューイングなど、様々なPR活動を実施してきました。

  こうした中、今年10月には、ニュージーランドとオーストラリアの両国間で80年以上にわたり続く伝統の一戦である、ブレディスローカップを横浜国際総合競技場に誘致することができました。世界中が注目するこの一戦は、ラグビーに対する県民の関心を一気に高める大きなチャンスです。 そこで、大会を一年半前に控えた本年4月、県は、横浜市への派遣職員を4名増員し、担当課長以下7名にすることで、県・市の連携体制を強化しました。今後は、県・市がまさに一体となって、ブレディスローカップをはじめとした機運醸成への取組を加速していきます。

  一方、県内では、横浜市のほか、海老名市、小田原市でも各国代表チームのキャンプが行われますので、大会への関心は、これらの市を起点にしながら、広がって行くことが期待されます。

  そこで、県としては、横浜市との取組と呼応したイベント等を県内各地で行うことで、県全体での機運の醸成を図っていきます。

  こうした取組を通じ、県は共同開催都市である横浜市とともに、ラグビーワールドカップを成功に導くため、全力で大会を盛り上げてまいります。

(要望)                   来年のラグビーワールドカップの成功に向けた、知事の力強い決意を受け止めさせていただきます。多くの県民がこの喜びと、そして感動を体感し、ラグビーの素晴らしさ、スポーツの素晴らしさを大会が終わった後もレガシーとして持ち続けられるよう、横浜市としっかりスクラムを組んで取組みを進めていただくよう強く求めさせていただきます。