2003年12月定例会 文教常任委員会
子どもたちの体力・運動能力低下に抜本的な強化策を
松崎: 今年県がまとめた報告では、神奈川県の子どもの体力や運動能力は全ての年齢で全ての測定項目にわたって、全国平均を下回っている。衝撃的な内容ではないか。
県側: その通りだ。特に14歳から15歳での体力と運動能力の落ち込みが激しい。特に劣っている項目は筋肉の瞬発力であり女子の低下が大きい。
松崎: 抜本的な強化策が必要だ。
県側: 小学校では健康体力づくり拠点校として50校を指定して、各学校の実践例を周辺校とのネットワークを作りながら全県に広げて行く。また、中学校や高校での部活動の入部率向上を図る取り組みを行う。さらに、家庭での食事と睡眠の改善に向けた取り組みを実施する。一方、教職員向けには体育の研修を充実させて行く。