総務政策常任委員会(立民・松崎委員)2019.12.13(金)

(松崎委員)

ここからは、私から質問させていただきます。

まずハードディスクの関係の我が会派等の一連の質疑を聞いていて感じたことなんですが、本県としては確か情報セキュリティポリシーというものを打ち立てて、この分野に関しては一定の指針を定めながら取り組んできた経緯があって、全く無防備なまま、今日に至って、今回のような事態を招いたわけではないと私は認識しております。その認識間違っているでしょうか。

(市原ICT推進部長)

委員ご指摘のとおり、ポリシーがあり、全庁の職員もポリシーを遵守した上で業務に対応するというものでございます。

(松崎委員)

そうですよね。そこに関わる議論というのは私も加わったことがありますし、議会においても決して軽んじてきたわけではないと思います。本会議等において、CIOについてどうするのか、知事のお考えを伺ったことも私自分自身としてもございました。決してこの分野を軽視して取り組んできたわけではないし、議会もそうだったと思います。そうであるにも関わらず、こうした事態が起きたということから考えると、やはり最初に伺いましたが、情報セキュリティポリシーというものを時代にあった、そして今、見えない課題が見えたという段階でございますから、しっかりとご検討いただいて、やっぱり新たなもの、より精緻でそして事態に機動的に対応できる柔軟性をもたせたものを、早急に県民の前にご提示申し上げて、そして県民にご安心いただきつつ、やっぱり県政を推進する必要があると私は痛感したんですが、いかがでございますか。

(河鍋総務局副局長)

委員にご意見いただきました。先ほど局長答弁からもございましたが、庁内で関係各課によるチームを早急に立ち上げまして、それで情報関係の専門家のご意見もいただきながら、時代にあった情報管理のあり方や効果的な再発防止策を検討してまいりたいと思っております。

そうした中で、情報セキュリティーポリシーもこの形で良いのかも含めて検討させていただければと思います。以上でございます。

(松崎委員)

今のご答弁をよく受け止めれば、情報セキュリティポリシーは早急に検討して、そして必要な部分については見直すということでよろしいでしょうか。

(河鍋総務局副局長) 検討チームの中で検討させていただきます。